アロマ 協会ごとの特色・・・②  NARD /IFA編

前回の続きです。

 

(前回記事)  

・アロマ協会 どこがいい?はこちら 

・アロマ協会ごとの特色① JAA/AEAJ編はこちら 

 

 

 

ナードジャパン NARD⇒

NARDに関しては私自身も「こう!」っとお話しできるほどではないのですが

NARDといえば 「成分」というほど 成分重視です。

 

他にご紹介した協会はすべて英国アロマセラピーをルーツにするホリスティックアロマセラピーなのに対し

ベルギーに本部があるNARDはメディカルアロマの協会です。

 

 

基本的に成分から精油の薬理作用を見ていくのですね。

対して、英国アロマはというと 成分の薬理作用も見ながら

対人への作用ですから、ホリスティックに(ホリスティックとは全体性という意味です)その人全体を

見ていく感じです。  

と、同時に精油に対しても 成分のみではなく各精油の特徴やエネルギーなども読み取っていきます。

 

 

まずはそのスタンスの違いが大きいなぁ。と感じます。

 

女性には少ないかもしれませんが

化学大好き!!という方だと アレルギーなく入っていけると思います。

 

 

私はというと 精油の読み解きを深めるために NARDをお勉強しています。

 

ただ、成分&薬理作用以外の項目を見ると、ほかの協会よりも「ごくあっさり」しております。

アロマ≒薬理効果として捉えるなら別ですが

アロマの全体性を大きくとらえるとなると、物足りなさも感じたりするかな。。。。

 

ただ、ほかの協会とはまた違った目線で精油を見ていくので、新しい発見があったりと

個人的には面白いなぁ。と感じてます(^^♪

 

それとNARDの特色は何しろ成分ですから

NARDでは「プラナロム」以外の精油はNGのようです。

 

理由は成分表。

 

精油ってロットごとに成分比率が異なるので

成分表はロットごとに正確に出ていないといけなくて、

成分表をみるとその精油の作用がわかるから。 ということ。

 

 

プラナロム精油は日本に輸入されたのちに成分分析が行われてロットごとの成分表がついてきます。

それが、NARDのアロマには必須ということですね。

印象的には NARDではプラナロム精油以外は精油ではない。くらいの印象を受けますよ(^_^;)。

って、言い過ぎかしら???

 

 

ちなみに、理由は??ですけれど

NARDはなぜか西日本で活発でして、NARDの会員さん、北海道は極少数です。

 

協会になぜですか?と聞いてみましたが わからないとのこと。

 

ちなみに、JAAの北海道内の会員数が 約1150人ほどなのに対して

NARDでは約100人いるかなぁ? くらい少ないようです。

 

独学不可の上、認定校が少ないことと

インストラクター以上は東京か大阪に試験を受けに行かなくてはいけないのも一因でしょうか。。。

 

 

 

NARDは山梨県に農場も持っていて 農場研修が出来たり、

年一回は2日間のセミナー(東京、大阪)が行われたりしますが

いずれも北海道からだと参加するのは簡単ではないのが痛いところです。

 

 

 

 

 

 

国際アロマセラピスト連盟 IFA⇒

 

 

IFAは英国に本部をおく、国際的なアロマ協会です。

会員さんは世界各地に散らばっています。

正式名称は「international federation of aromatherapists」 略してIFA。

 

 

これは上記の講座とはちょっぴり別物です。

というのも かなりの勉強量が必要です。

 

更には お勉強にかかる費用も半端ないです!!。

1年以上アロマ漬けの生活をおくる覚悟とエネルギーが必要です(^^♪

 

なので、気軽に受けることは お勧めできませんが

内容的には他とは比ではないほどに充実しています。

 

IFAでは 他協会のように資格がいろいろあったりしません。

シンプルに「セラピスト」のみです。

 

 

学習する内容は多岐にわたっていて、2種類のマッサージ、解剖生理学(すべて)、アロマセラピー理論

がメインとなります。

 

 

資格取得には筆記試験はもとより、実技試験、カルテ審査(確か60症例くらいだったような?不確かです・・・)

、あと救急救命講座も受ける必要があったりもします。

 

 

他との違い、色々あるとは思うのですが

何が一番違う? と言われれば、、、、

「学習の姿勢かな?」と思います。

 

 

私たち日本人は小さなころから 

教科書を用意され、机に座って、与えられるものを与えられたように学習していっている気がします。

初めからそういう環境で、みんなそうだし、なんというか、それに慣れていっている感じです。

 

それが「当たり前」の日本人にとって、

海外の資格を受けようとすると 結構戸惑うことがあるかな?と思います。 

 

 

IFAもそうですが 与えられたことだけ覚えたら それでいいよ。というスタンスではありません。

自分で良いテキストも探しておいで。という感じ。

 

で、試験も まっさらなコピー用紙を数枚 ぽいっと渡されて

それに勝手に回答する感じです。

 

日本だったら、解答欄というものがあって、

そこからおおよその予想がつくというか、こう答えると良いのねとか。文字数とか 大体このくらい?とか。

 

 

それが一切無しです(^_^;)。

 

問いに対して、もちろんほぼ記述式で答えていくのですが

一つの質問に たとえば3行で回答しても、コピー用紙一枚全部使ってもOKなわけです。

 

自分の中にあるものを自分の言葉で表現していく。  そんな感じです。

 

 

なので、慣れていないと これ最初は結構戸惑います。

 

私自身は実をいうと このシステム、IFAが最初ではなく

JREC(日本リフレクソロジスト認定機構)というところのお勉強&試験を受けた際に

最初に出くわしました。

(JRECは日本の協会ですが、英国に本部があるITECの形態をそのままに持ってきていたので・・・英国流です。)

 

最初はビックリしましたよ~。。

参考にするテキストも参考書も 自分で見て買っといで。から始まります。

 

1~2年の学習期間中に出すレポートも全てこの方式で

当然、試験もコピー用紙数枚が回答用紙。

ご自由にどうぞ。って。

 

 

最初は、「はい??」って驚いたし、どうしたらよいのか判らなかったけれど

慣れてしまえば 結構平気なものです。

 

で、自分の中にあるものしか答えは書けないので

学習する姿勢も違うし、結果、理解力が違うかな?と思います。

 

 

と、そんなIFA&JREC

もしご興味があれば 覚悟の上 学習してくださいまし。

 

 

ちなみに 受験資格は認定校のカリキュラムを終了していることが条件で

受講料は認定校によりますが  100万円くらいととってもお高いです・・・。^_^;

 

 

 

 

 

 

帯広市のアロマセラピースクール&サロン  Primrose*

 

 

 

 

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