たくさんの大切な命が失われたあの地震からもうすでに1ヶ月が経過しようとしているのですね・・・。
それなのにまだ大きな余震が続いていて、命の危険を感じる毎日をすごいている方々がたくさんいると思うと
なんともいたたまれない気持ちになります。
特に赤ちゃんを持つ一人の母親としては
同じ境遇の親や子供、赤ちゃんがそのような落ち着かない環境の中で
1ヶ月も過ごしているかと想像するだけで涙が出てきてしまいます・・・・・。
つい先日もTVを見ていて、まだハイハイをしている赤ちゃんが震災以降あまり笑わなくなってしまった。
それが親として一番辛い・・・。 とお話をしているお母さんを見ました。
地震のショック、トラウマは年齢にかかわることなく被災した方が抱えているでしょうけれど
そんな小さな、まだ歩くこともできない赤ちゃんまで、状況もわからないままに怯えているなんて悲しすぎます。
きっと小さいながらに緊張や不安で背中が強ばってしまっているんじゃないかな・・
もし環境が許すならベビーマッサージを少しずつでもできたら、お母さんも赤ちゃんもほんの少しだけ不安や緊張が緩んで
気持ちが安定する助けになるかもしれないなぁ・・・。
とわが子へのベビーマッサージを行いながらもついつい考えたりしてしまいます。
今回の地震が起こって、私自身すごく色々なことを考えました。
母親として同じ状況になった時にどうしたらいいのか・・・。 何を備えておけばよいのか・・・。
子供を持つ親となったことでより一層深く考えるようになったのだと思います。
そして一人のアロマセラピストとしても
被災した方の状況を聞くにつれて、アロマセラピーではどんなことができるのだろうか・・・
電気も水も出ない、もちろんお湯もない避難所ではできることはかなり限られてきてしまうでしょうけど
辛い環境の中、そして余震が続き夜も安心して眠れないような中で 夜、ほんの少しアロマを香らせるだけでも
随分心の状態が変化するのではないかなぁ・・・。
マッサージはなかなか難しいのかなぁ・・・。
でも、ハンドマッサージやハンドバスならば可能だろうか・・・。
思うばかりで私自身も子育て中の身・・・ 何も行動できていないのですけれど
いつどこで何が起こるかわかりません。
もし身近で起こった時にセラピストとして一体何ができるのだろうか。
本当にいろいろなことを考えさせられる1ヶ月でした。
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